2023.11.11
福岡県で中古マンションリノベーションを検討している方に向けて、費用や補助金、流れなどを徹底解説します。
マンションリノベーションは、中古マンションを自分好みに改装することです。壁紙や床材の張り替え、間取りの変更、設備の更新など、さまざまな工事が可能です。
マンションリノベーションのメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
新築マンションでは、間取りや設備が一定に決まっていますが、中古マンションであれば、自分のライフスタイルや好みに合わせて自由に変更することができます。
例えば、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、間取りを変更したり、収納スペースを増やしたりすることができます。また、趣味や好きなことに没頭できるような、おしゃれな空間に仕上げることも可能です。
中古マンションは、新築マンションに比べて資産価値が低い傾向があります。しかし、リノベーションによって住みやすく快適な住まいにすることで、資産価値を高めることができます。
リノベーションによって、間取りや設備を最新のものに更新したり、デザイン性の高い仕上げを施したりすることで、住みやすさや価値が向上し、購入希望者が増えることが期待できます。
新築マンションを購入すると、数千万円の費用がかかります。しかし、中古マンションを購入し、リノベーションすることで、比較的低コストで住まいを新しくすることができます。
中古マンションの購入費用は、築年数や立地などによって異なりますが、新築マンションに比べて割安に購入することができます。また、リノベーション費用は、工事内容や規模によって異なりますが、数百万円から数千万円程度が一般的です。
マンションリノベーションの流れは、大きく分けて以下の5つです。
まずは、リノベーションで何を実現したいのか、具体的な工事内容を明確にするために、ヒアリングを行います。
ヒアリングの結果をもとに、プランニングを行います。プランニングでは、間取り、設備、内装などの詳細を決定します。
プランが決まったら、複数の業者から見積もりを取ります。見積もりには、工事内容、費用、工期、保証内容などが記載されているので、しっかりと内容を確認することが大切です。
見積もり内容に納得できたら、業者と契約を結びます。契約書には、工事内容、費用、工期、保証内容などが記載されているので、しっかりと内容を確認することが大切です。
契約が完了したら、工事がスタートします。工事期間は、工事内容や規模によって異なりますが、数日から数ヶ月程度かかります。
福岡県では、中古マンションリノベーションの費用を補助する制度があります。
「リノベーション推進事業」では、子育て世帯や若年世帯が行う、子育て仕様へ対応するためのリノベーション工事や、親世帯と子世帯が近居・同居を行うためのリノベーション工事に併せ、「新しい生活様式」へ対応するためのリノベーション工事を行う費用の一部を補助します。
補助対象となる工事内容は、以下のとおりです。
補助率は、工事費の1/2以内で、上限は15万円です。
(注)2023年度の補助金の助成額は上限に達している場合がございます。詳しくは福岡県または福岡市のホームページをご確認ください。
国では、中古住宅の購入やリフォームの費用を補助する制度をいくつか実施しています。
住宅ローン減税は、新築住宅や中古住宅の購入時に住宅ローンを利用した場合に、所得税や住民税の負担を軽減する制度です。
住宅取得等支援税制は、新築住宅や中古住宅の購入時に住宅ローンを利用した場合に、所得税や住民税の負担を軽減する制度です。
次世代住宅ポイント制度は、新築住宅や中古住宅の購入やリフォーム時に、一定の要件を満たした場合に、ポイントを付与する制度です。
長期優良住宅の認定は、一定の耐久性や省エネ性能を満たした住宅に認定される制度です。認定された住宅は、税制優遇や金融支援などのメリットを受けることができます。
その他、 窓リノベーションや子どもエコ住まい支援事業なども活用可能です。
補助金をうまく使うことでリノベーション・リフォーム費用を大幅に抑えることが可能ですので上手に活用しましょう。
(注)2023年度の補助金の助成額は上限に達している場合がございます。詳しくは各ホームページをご確認ください。
(注)2024年のリフォーム補助金の詳細は、まだ発表されていないため、最新の情報を確認するようにしましょう。
福岡県で中古マンションリノベーションを検討している方は、ぜひ本コラムを参考にしてみてください。費用や補助金、流れなどをしっかりと把握することで、よりスムーズにリノベーションを進めることができるでしょう。